部屋探し

3月の賃貸物件部屋探しの方必見 探しはじめるタイミングから探し方まで徹底解説します。

賃貸を専門に取り扱いする不動産会社でもっとも忙しい(繁忙期)と言われるのが3月。

数多くの方が部屋探しに不動産会社へ訪問し、物件がどんどん決まってしまう為、借りる側からすると非常に探しづらい月になる3月の部屋探し。

今回は3月入居希望の方に是非読んでもらいたい記事になります。

この時期を読むとわかること

・3月入居希望の方の部屋探しを始めるベストなタイミングがわかります。
・3月入居の部屋探しのポインがわかります。
・3月に入居できる物件数が把握できます。
・これから不動産会社に訪問する方の参考になります。

3月は物件の争奪戦

賃貸専門の不動産会社の繁忙期3月は1年の中で最も忙しい時期と言われています。

通常の月では、あまり部屋を探しに来ない県外の方が非常に多く集まります。

学生の方、新社会人の方、転勤の方など様々ですが、通常の月の約3倍から5倍位の物件数が動くと言われています。

その為、1つの部屋に対して入居希望者が殺到する時期でもあります。

特に、条件の良い優良物件は同時に入居希望者が入るなんてことは日常茶飯事です。

では、1年で最も忙しく、最も部屋探しが困難な3月入居の部屋探しで良いお部屋を勝ち取る為の方法をお伝えします。

3月入居物件の特徴

3月は1年で一番入居希望者が押し寄せる時期です。

大家さんもそのことを理解している為に強気になりやすい時期です。

その為、家賃の交渉や初期費用の交渉など難しい時期になります。

月別家賃想定

3月入居の部屋探しのタイミング

3月入居希望の方のベストな部屋探しのタイミングはズバリ1月中旬からです。

部屋探しは、早すぎても、遅すぎても良くありません。

理由はいくつかありますが、代表的な理由は下記の通りです。

早すぎるとダメな理由

・家賃を余分に支払わなければいけなくなってしまう可能性がある。
・申し込みが早すぎると入居を断られてしまう可能性がある。
・物件の情報が出てきていない。

遅すぎるとダメな理由

・申込日から入居日まで時間がかかる為。
・賃貸借契約に時間がかかる為。
・即入居出来る物件が少なくなってしまう為。

※部屋探しのタイミングが早すぎるのと遅すぎるとダメな詳しい内容はコチラをご覧ください。

ベストなタイミングは入居したい日の2ヶ月前になりますが、実際には2ヶ月前から新天地が決まっている方も少ないかと思います。

では、そのような方はどのようにして部屋探しをすればよいのでしょうか?

3月入居を希望する方の部屋探しのポイント

部屋探しをする際に不動産会社に来店する前と来店した後に別けられます。

不動産会社に来店する前

ひと昔前と違い、今時の部屋探しは「suumo」や「home'S」などのポータルサイトを見て気になる物件を絞ってから不動産会社に来店する場合がほとんどです。

まずは、気になる物件を見つけたら不動産会社に行く前にやっておく事を解説します。

気に入った物件が仮押さえ可能か確認する

インターネットなどの検索で気になる物件があったら来店前に必ず部屋の仮押さえが可能かを確認する必要があります。

3月は、自分が思っている以上に早いスピードで部屋が決まってしまいます。

問合せをして1週間後に訪問する約束をしたとしてその物件が優良物件であれば1週間後にその部屋が決まってしまっている可能性はかなり高くなります。

そこで、不動産会社に訪問する前に事前にその部屋が部屋止め可能かどうかを確認する必要があります。

ですが、部屋止めを出来る物件は正直少ないのが現状です。

実際に行ったのに、物件が決まってしまっていたという無駄足にならないように事前にチェックしおく必要があります。

ネットで見た物件でOKであれば先に申込を入れてしまう

実際の部屋を見ないと決められないという方は別ですが、ネット上でこの物件でほぼ決定しているのであれば取扱いしている不動産会社に訪問する前に先に申込をしておいた方が良いでしょう。

先程も伝えた通り、3月は優良物件はすぐに決まってしまう時期です。

ネット上で物件に問題がなければ、申込をしておきましょう。

注意

万が一実際に見てみてキャンセルする可能性があるのであれば、予め不動産会社にキャンセルした場合にかかる費用などを聞いておく必要があります。
余分な費用を支払わないようにするために、申し込み後のキャンセルは費用がかかる物件なのか確認しておきましょう。

不動産会社訪問後

実際に不動産会社に訪問後に気を付けるべきポイントを解説します。

持ち帰りの検討はNG

物件を見学した後に、物件を契約するか悩まれる方は非常に多くいます。

「本当にこの部屋でいいのか」「もっといい物件があるんじゃないか」と思い一度検討する為に返事を持ち帰る方も多くいらっしゃいます。

ですが、通常月と違い3月の部屋探しでは返事を後回しにするとあまりいい事がない場合が多いです。

返事を持ち帰る場合には、その物件はなくなっていると考える方が良いでしょう。

良い物件が見つかったら案内中でも切り上げる

物件を紹介されて案内してもらった際に「ここにしたい」という物件があったらその場で営業マンに伝える必要があります。

多くの物件は「入居申込」の順番で部屋が確保されます。

同じ物件、同じ部屋でも複数の不動産会社が紹介しています。

物件見学前には空いていた物件を見学した後にお店についたらなくなってしまっていた何てことは本当に良くあります。

申込順で部屋が確保される物件であれば、まだ見学する物件が残っていても途中で切り上げて申込手続きをする事をおすすめします。

連絡の取れない物件の申込は避ける

賃貸専門の不動産会社であれば、自社の物件以外にも探しているエリアの空室のお部屋のご紹介が可能になります。

不動産会社はお客様の条件により近い物件を紹介しようとする為、付き合いのある不動産会社や賃貸マンションの建設会社、大家さんなどに都度空室確認を取りながらお客様に物件を紹介します。

その際に、数日前まで空いていたけれど不動産会社訪問時に定休日などの都合で最新の空室確認が取れない物件があります。

そういった物件の場合に、空いている可能性があるので紹介されるパターンがありますがその場で空室確認が取れない物件の申込はするべきではありません。

3月は動きが激しい為、決まってしまっている可能性のある物件は検討物件から除外しましょう。

学生の部屋探しの場合

大学への進学や専門学校への進学などの方のほとんどは3月下旬に入居希望される方が多いのではないでしょうか。

ですが、実際には2023年度の国立前期の合格発表は3月6日以降、私立大学でも遅いものであれば3月16日の発表と部屋探しに時間がない場合もあります。

では、学生はどのようにして部屋探しをするのが効率的でしょうか。

合格前に部屋探しを始める場合

合格前に物件の下見に来られるお客様も多くいらっしゃいます。

ですが、正直不動産会社まで出向く事はあまりおすすめしません。

中には、合格前に部屋を確保してくれる物件もありますが、大半の物件は合格確定しないと部屋を確保してもらえません。

合格前に部屋を探す場合は、気になる物件を事前に調査した上で合格前でも仮押さえが可能なのかを確認してからでないと、せっかく部屋探しに行ったとしても無駄になってしまう事があるのでご注意下さい。

また、部屋を借りる際には学「合格通知書」が必要になる場合が多いので、押さえはしてくれる場合でも契約までは出来ない場合が多いです。

合格後に部屋を探す場合

合格発表後だと物件が少なくなってしまっていると思われる方も多いかと思いますがそれほど悲観するものではありません。

大学や専門学校の付近には学生向けのアパート・マンションは多く存在します。

合格後は、なるべく早くに不動産会社に訪問する事をおすすめしますが、一般物件と学生様向け物件では若干、客層が異なる為発表後でもまだまだ物件は選ぶ事が出来ます。

合格発表の1週間前位から物件情報を整理しておき、合格となったらすぐに不動産会社にアポを取りましょう。

実際には、合格発表当日には学生様の見学予約が多く入ります。

残念ながら、不合格の場合には不動産会社に来店キャンセルの連絡をいれましょう。

急に転勤や転居が決まった場合

会社の人事異動や新卒者の配属先など、入居日直前に転居が決まる場合も多いはずです。

3月入居出来る社会人向け物件は、既にかなり契約されてしまっている場合が多いかと思います。

部屋探しが遅くなればなるほど、良い物件がなくなってしまいますので転居先が決まり次第、不動産会社に訪問する事をおすすめします。

物件がどうしても納得できない場合

3月入居可能物件は、探す時期が遅くなればなるほど良い物件がなくなってしまいます。

色々な物件を見学したがどうしても納得できないという方は毎年必ずいらっしゃいます。

物件に納得できない場合には、4月まで入居を先延ばしする方法が良いかと思います。

4月入居の物件は多い

賃貸物件は基本、入居→退去を繰り返しています。

では、なぜ4月に物件が多いかというと、3月中旬以降に退去した部屋は3月中に入れないからです。

少し詳しく説明をすると、3月中旬以降で退去した部屋は次の方に賃貸する為に、「原状回復工事」をしなければいけません。

部屋のクリーニングや部屋の補修工事、設備の点検など、次に入居する方に貸出出来る状態に仕上げなければいけないのです。

3月はリフォーム業者も混み合う為、数日で仕上げる事は難しく3週間近くかかる場合があります。

つまり、3月中旬以降の退去の物件は3月中に入居する事が出来ない為、1番入居希望者が多い3月中に入居できる物件から外れてしまう訳です。

その為、どうしても物件が見つからない場合は、現在の居住エリアからしばらく通勤・通学する、もしくはしばらくホテルに泊まって対応するなど、入居時期のタイミングを4月にずらす事で良い物件を見つけやすくする事が出来ます。

ネットを上手に利用して物件を探す

ひと昔前と違い、今はインターネットを使って自宅で契約まで完了させる事も可能です。

利用者も数多くおり、近年の部屋探しの主流になりつつあります。

こんな方におすすめ

仕事が忙しく時間を取る事が出来ない。
引越先が遠方で部屋探しに行く費用が高額になってしまう。

いえぷら というサイトは、部屋探しをLINEで行う事が可能です。

深夜0時まで対応可能ですので時間のない方にはピッタリのサービスです。

イエプラは関東・関西・東海エリアなどでお探しの方に対応したサービスです。対応エリア
【関東地区】・東京都 ・神奈川県 ・埼玉県 ・千葉県
【関西地区】・大阪府 ・京都府 ・兵庫県
【東海地区】・愛知県 ・三重県 ・岐阜県

最後に

3月入居の部屋探しは、時間との勝負です。

引越しが確定したらすぐに行動することが良い部屋を探す一番の近道になります。

また、物件の競争率も激しくなりますので気に入った物件を見つけたら悩まずに申込する事をおすすめします。

自分が良いと思う物件は他の人も良いと思います。

早めの決断でライバルよりいい物件を決めてくださいね。

  • この記事を書いた人

なべやん

不動産会社勤務 今年で20年目です。
・宅地建物取引士
現在に至るまで店舗責任者として5,000件以上の賃貸物件の入居者を斡旋に携わる。 現在は、主に投資用物件の売買を行っています。

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