中長期でホテルがサブスク出来る人気のサービス「goodroom」。
長期出張や旅行などで利用されていますが、最近では賃貸物件の代わりに利用されることも多くなってきました。
人気のホテルは、3ヶ月以上前に予約を入れなければ確保出来ないほど、認知度と利用者数が増えています。
また、サービスの質やコストパフォーマンスからもリピーターが多い事でも知られます。
利用したいと思っている方も多いですが、実際の借り方や借りた後の手続きなどわからない事も多いはずです。
今回は、goodroomについて徹底解説していきます。
この記事を読むと
・goodroomとはどのようなサービスなのかがわかります
・goodroomの使い方がわかります
・入居後の更新手続きなどがわかります
goodroom【グッドルーム】とは
goodroomは、ホテルに長期滞在するためのサブスクリプションサービスです。
全国800以上の施設から部屋を選ぶことができます。
以前は、「ホテルパス」というサービス名でしたが、「goodroom」というサービス名に変更となりました。
サービス内容などには、変更はありません。
通常のホテルの予約サービスと違うのは、1日単位の予約は出来ず、最低14日(物件によっては7日)から予約出来る中長期滞在型の予約サービスになることです。
期間を長く設ける事や、清掃回数などを一定にする事で、通常に宿泊するよりもかなり割安でホテルに宿泊する事を可能にしています。
宿泊するというよりも、ホテルを賃貸するイメージに近いかもしれません。
夢のホテル暮らしが低価格で実現できる画期的なサービスです。
goodroomのメリット
「goodroom」は非常に便利なサービスです。
具体的なメリットは下記の通りです。
快適で清潔な生活環境の提供
「goodroom」は、ホテルをサブスクリプションするサービスである為、本物のホテルを賃貸するイメージです。
いつでも、快適で清潔に保たれたホテルのスペースを利用する事が出来る事は非常にメリットになります。
室内の清掃頻度は、施設によって異なりますが、賃貸物件の部屋やマンスリーマンションよりも快適に過ごせるでしょう。
価格が安い
「goodroom」を利用する事の最大のメリットは、通常にホテルに宿泊するよりも割安になる事です。
割安になる理由は、長期滞在(14日以上)からの専用となっている為、ホテル側としても長期滞在客が確保出来るメリットがある為です。
また、清掃等の頻度を1週間に1回位に下げる事で、コストを抑えることが出来るためです。
好立地にある
「goodroom」は実際のホテルを利用する為、主要駅にも近く、利便性が高い好立地物件が非常に多いです。
その為、出張や旅行などで利用する際に非常に便利です。
光熱費が安い
「goodroom」は光熱費は1泊あたり300円とリーズナブルです。
会社の転勤や出張などで利用する場合で、賃貸マンションやマンスリーマンションを借りた場合には光熱費は入居者もちの所が多いですので、「goodroom」の利用許可がおりる会社での異動はよりお得になります。
サービスの質が高い
「goodroom」を利用して予約できるホテルや施設は全国で800個所以上になります。
「goodroom」の予約サイトにはゲストハウスなども含まれておりますが、基本はホテルを賃貸するイメージになります。
部屋を借りながらホテルの質の高いサービスなどを受ける事が出来るのも魅力の一つです。
セキュリティーがしっかりしている
ホテルには、常時従業員がいるため、マンスリー物件や賃貸物件とは比べ物にならないくらいにセキュリティーが高いのも魅力です。
また、他の宿泊客も滞在している事から、通常の一人暮らしよりもより安心に生活する事が可能です。
参考文献: [1] hotelpass(ホテルパス)|ご利用ガイド - グッドルーム [2]
goodroomのデメリット
長期滞在の方にはかなりメリットが多い、「goodroom」のサービスですが当然デメリットも存在します。
次は、デメリットを見ていきます。
施設数が少ない
「goodroom」は、全国の800個所以上のホテルなどの施設と提携しています。
通常のホテルの宿泊施設数に比べると物件数が少なくなってしまいます。
これは、割安で宿泊出来るようにホテルと交渉などをしている為です。
長期滞在専用と言えど、通常の料金で宿泊するよりも半額以下もしくは1/3程度の金額で利用出来るわけですからやはり数が少なくなってしまいます。
予約が取りづらい
「goodroom」は、今や賃貸の代わりに利用する人が増えています。
その為、予約が取りづらいというデメリットがあります。
ドミトリータイプなどの施設には比較的余裕はありそうですが、個室タイプの通常のホテルの部屋を借りる場合に前もって予約が必要になります。
人気の施設であれば3ヶ月前から予約を入れなければ取れない場合もあります。
初回登録料金が発生する
「goodroom」を利用する際には、初回登録料が必要となります。
金額は、9,800円とお手頃ですが、通常の宿泊と違いに登録するのに費用が発生してしまいます。
更新が出来ない可能性がある
予約期間を越えて滞在したい場合に、宿泊施設の都合により更新出来ない場合があります。
通常、毎月5日頃まで「goodroom」側から翌月の空室状況の連絡が来ます。
空いていれば更新は可能ですが、空きがない場合には別の宿泊施設に移動する事になります。
直前になるほど、満室になりやすい為、更新することがわかった地点で続きをするか、前もって数か月滞在する事がわかっていれば数か月分を予約するか、の対策をする必要があります。
原則部屋は選べない
「goodroom」を利用する場合には、部屋を選ぶことは出来ません。
シングルタイプやダブルタイプなど基本のタイプは「goodroom」サイトから選択できますが、部屋の階数であったり、部屋の位置などはホテル側の指定になります。
景色が良い部屋を希望したいなどの希望がある場合には、通常の料金を支払って予約するしか方法はありません。
goodroomをお得に使う方法
「goodroom」の最もお得な利用方法はズバリ!!【複数の人数で利用する】ことです。
「goodroom」は、2人目以降は1人増えるごとに500円/泊で借りることが出来ます。
したがって、2人目以降は1人約15,000円で宿泊できるという事になります。
仲のいい友達や恋人と一緒に住むのであれば、割り勘で借りれば相当お得になるはずです。
goodroomのよくある質問
goodroomを利用するにあたり、どこまでのサービスが受けれるのか?など不明な点も多いはずです。
実際の利用者でもある筆者が最初に利用するにあたりわからなかった点なども踏まえてよくある質問の解決を致します。
施設のサービス
利用に関して
その他
その他にも不明な点がある場合には、ホテルパスwebサイトより確認ください。
通常の宿泊との比較
「goodroom」を利用する場合と、通常の宿泊を比較してみます。
ホテル | ホテルパス | |
価格 | 高い | 安い |
サービス | 良い | 普通 |
価格
「goodroom」サイトから長期滞在の予約をすれば、通常でホテルに宿泊するよりも半額以上お得になるケースがほとんどです。
ビジネスホテルやホテルに長期で宿泊するのであれば、ホテルパスを使用した方がかなりお得になります。
施設・設備
基本的には、ホテル内の施設は利用可能です。
ですが、歯ブラシや髭剃りなどのアメニティーは定期的に交換の場合もあります。
食事
ホテルを予約する場合、朝食付きの値段になっている場合が多いですが、「goodroom」の利用の場合は、一部物件を除き食事はついていません。
食事つきの宿泊が希望であれば、じゃらんなどの一般の予約サイトから予約するのが良いでしょう。
サービス
ホテル利用と「goodroom」利用の場合の違いは、リネンの交換があるかないかになります。
ホテルは住まいであれば、ベットシーツや布団シーツなどはホテル側で交換になりますが、「goodroom」利用の場合は、基本的には掃除のみになるようです。
また、食事も有料になります。
goodroom【グッドーム】 旧ホテルパスに実際に住んでみた人の感想
「goodroom」の利用した人は、良かったなどの高評価なコメントが多く見受けられます。
逆に悪い声はあまり見つける事ができませんでした。
利用方法(予約の仕方)
では、実際に「goodroom」の利用方法を紹介します。
住みたいエリアと金額を決める
まずは、「goodroom」のwebサイトに入りエリアと料金の設定を行います。
エリアの設定を行い、金額の設定をします。
とりあえずどのような施設があるか確認したい場合には入力せずに探すをクリックすれば次に進めます。
検索詳細の入力
予約の確定
予約の仕方は非常に簡単です。
更新・延長する場合
「goodroom」は、初回の予約に限り次回更新日は自動で2ヶ月後の1日に設定されます。
初期費用は、当月分の日割賃料と次月分の月額賃料を合計した金額となる為注意しましょう。
※予約画面のカレンダーを開き、宿泊開始日をクリックすると自動的に更新日が設定されます。
また、同じ部屋を更新・延長する場合は、施設の都合がない限りには同じ部屋に住み続ける事になります。
詳しい内容は「goodroom」のご利用ガイドをご覧ください。https://lp.livingpass.goodrooms.jp/202210004
会員登録をするとさらにお得
「goodroom」の会員になるとお得なサービスを受ける事が可能です。
では、会員はどのようなサービスが受けられるのかを見てみましょう。
使える収納サービス
ホテル暮らしの欠点の一つに、収納が少ないということが挙げられます。
「goodroom」の会員であれば、収納サービスをお得に受けることが可能です。
どのような収納サービスがあるのかを見ていきましょう。
サマリーポケット
サマリーポケットとは、衣類や荷物などを保管してくれるサービスです。
不要な荷物は専用BOXに詰めてほかんしてもらい、必要な衣類や荷物は1点からスマホやパソコンで自由に取り出しが可能です。
季節ごとに必要のない衣服の預ける事が出来きる為、収納場所が少ないホテル暮らしには非常に役立ちます。
「goodroom」会員であれば、通常価格【1,452円】/月額のところが、550円月額で利用が可能になります。
専用ボックス3箱まで自由に組み合わせが可能です。
※3箱を超える保管や、年間3回を超える取り出し料、クリーニング等のオプションサービスは、追加費用が必要になります。
Klassy(クラッシィ)
クラッシィもサマリーポケットと同様のサービスです。
「goodroom」の会員になると、クラッシィ・ミニプラン(3,300円/月額)が初月のみ無料で利用が可能です。
また、利用可能なサイズは下記の通りです。
保管容器 サイズ | (外寸)W800×D600×H1700(内寸)W740×D545×H1450 ※単位㎜ |
収納送料 (容積/重量) | 収納総量:約0.6㎥/100kgs未満 1点制限重量:30Kgs |
Post Cast(ポストキャスト)
ポストキャストは、配達物を代理で受取り、ご指定の住所に転送またはセンターで保管するサービスです。
転送手数料が無料のため、配達物の数が増えてもリーズナブルに利用することが可能です。
郵便物の送付先住所として、利用する事が可能です。
ホテル暮らしにお得な特典
GYYMポイントがもらえる
GYYMとは、スマホで登録し、プログラムを予約するだけで、数時間後にははじめての施設でフィットネスを利用できるサービスです。
230施設、約2000以上の人気のプログラムからその日の気分にあったプログラムを選んで、さまざまな施設に通うことができます。
選択代行サービスの割引券
「goodroom」の会員は、LaundryOUT(ランドリーアウト)の割引チケットがもらえます。
ランドリーアウトとは、日常の洗濯物をお預かりし、洗濯・乾燥後たたんでお届けする洗濯代行サービスです。
ホテルから集荷はもちろんのこと、次の宿泊先へのお届けもご利用可能です。
利用時間は15時までの注文で翌日の集荷が可能です。
「goodroom」加盟ホテルからの集荷なら初回~3回目は1,100円(税込)OFF、さらに4回目以降は330円(税込)OFFで利用する事が可能です。
シェアオフィスの特典
全国で拠点を展開しているシェアオフィス(goodofficecoworkin)の月額利用サービスが通常18,800円ガ13,800円で利用可能です。
また、24時間365日全国10拠点以上の「goodoffice」のシェアラウンジは使い放題です。
賃貸を借りる場合にも特典あり
ホテル暮らしから、賃貸マンションに住替える場合にも特典があります。
取扱不動産会社「TOMOS」にて新しいお住まいをお申し込み、ご契約いただいた場合、仲介手数料が15%OFFとなります。
ホテルパスが選ばれる理由
ホテルのサブスクを行っている会社は多数あれど、なぜ「goodroom」が選ばれるのでしょうか?
人気の秘密はやはり、「価格」と「施設の多さ」ではないでしょうか。
他のサイトですと、選べるホテルの数が少なく比較も出来ません。
また、金額も「goodroom」と比べてみると少し割高な気がします。
やはり、掲載数No1の「goodroom」は色々な物件を比較する事が出来ることがユーザーに受けているのでしょう。
最後に
「goodroom」は色々な場面で活用する事が可能です。
1つの都市への長期旅行、出張や転勤、または賃貸物件の代わりとしても活用することが出来ます。
最近では、学生や新卒の社会人なども利用しており賃貸物件を借りるのではなくホテル暮らしを選ぶ方も増えてきています。
特に新天地であれば、生活環境などわからない事も多いので、一度「goodroom」を利用して地域の事を理解した上で賃貸物件に住替えるのも一つの手段です。
自分に合った生活スタイルを見つけるために1度「goodroom」を利用してみるのも良いのではないでしょうか。